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THE 1975

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THE 1975
2013年。若干のプログラミングを含むポップなロック。アルバムデビューするバンドとしてはサウンドに突出した特徴が少なく、多数の人に聞きやすくなっている。ギター、ベースはその楽器しか演奏せず、ボーカルもギターとピアノ以外は演奏しない。ドラムがシンセサイザーとプログラミングを担っており、バンドの音楽性を握っているのはドラムということになる。今後、エレクトロニクスが大幅に取り入れられることが容易に想像できる。「チョコレート」「セックス」「ガールズ」収録。
2
I LIKE IT WHEN YOU SLEEP,FOR YOU ARE SO BEAUTIFUL YET SO UNAWARE OF IT
2016年。邦題「君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。」。ボーカル兼ギターにキーボードの表記が付き、メイン楽器はシンセサイザーになった。プログラミングによるドラムも多い。予想通りの進展と言える。「ザ・サウンド」「サムバディ・エルス」収録。
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A BRIEF INQUIRY INTO ONLINE RELATIONSHIP
2018年。邦題「ネット上の人間関係についての簡単な調査」。曲ごとのジャンルの幅は広く、アルバム全体に特定の音楽的方向を持たせていない。従って音楽的特徴よりも曲の内部に注意が行く。歌詞はネットやSNSが所与のものとしてある現代を客観的に見ていることが多い。2010年代の社会のありようを意識的に曲に反映させているとするならば、多様なジャンルの曲が並んでいるアルバムも、序列意識があいまいになりつつある21世紀の状況を反映したと解釈できる。「ハウ・トゥ・ドロー/ペトリコール」の後半はエレクトロニカ。「ザ・マン・フー・マリード・ア・ロボット/ラヴ・テーマ」はネット依存の末路を無表情に語る。「インサイド・ユア・マインド」のギターはシューゲイザー。「イッツ・ノット・リヴィング(イフ・イッツ・ノット・ウィズ・ユー)」はベリンダ・カーライルの「ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース」を思わせる。「マイン」はジャズ。

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