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TAHITI 80

1
PUZZLE
1999年。当時全盛だったヘビーロック、ニューメタル、インダストリアルではない、サウンド上の刺激を抑えたオルタナティブ・ロック風ロックとして登場し、フランス出身、イラストジャケットで人気を得た。60年代のポップス、ロックに傾倒しているようなサウンドで、間奏にはシンセサイザーに混じりホーンセクション、弦楽器も出てくる。サウンドが中庸であるところは特に女性の支持を得るだろう。「イージー・ウェイ・アウト」は60年代後半のソフトロック風コーラス。ボーナストラックの「ロックン・ロール・スター」はバーズのカバー。日本盤は2000年発売。
HEARTBEAT
2000年。シングル盤。
MADE FIRST(NEVER FORGET)
2000年。シングル盤。
SONGS FROM OUTER SPACE
2001年。6曲入りEP盤。2曲は「メイド・ファースト(ネヴァー・フォーゲット)」のシングル盤に含まれている。「デザレイ」はレフト・バンクのカバー。「モンタージュ」はサウンドコラージュのような前衛的サウンドに聞こえるが、手法はビートルズの「レヴォリューション9」と同じ。「レヴォリューション9」のタイトルも既に「レボリューション80」に使われている。
SOUL DEEP
2002年。シングル盤。アルバム未収録曲2曲収録。
2
WALLPAPER FOR THE SOUL
2002年。弦楽器、ホーンセクション、キーボードが70年代以前のサウンドを代表し、エレクトロニクスとオルタナティブ・ロック風ソウルのボーカル、メロディーが90年代、2000年代のサウンドを象徴する。ボーカルは前作と同様に声を張り上げない抑え気味の歌い方で、これが感情抑制的な90年代以降の(日本の)社会的風潮と合っているのかもしれない。「ソウル・ディープ」は弦楽器、ホーンセクションを使うアップテンポの曲。この年にマルーン5がデビューし、同系統のバンドとしては人気が2分された。
A PIECE OF SUNSHINE
2003年。ミニアルバム。8曲収録。「アントネッリ」はインスト曲。「ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル」に収録されなかった曲を中心に、リミックスやアコースティック・ライブを収録している。
3
FOSBURY
2005年。弦楽器、ホーンセクションを使った曲が減り、エレクトロニクスを使う曲が増えた。バンドサウンドとエレクトロニクスのビートが両方入っている。明るめ、アップテンポの曲が少なく、ロックの割には快活さが足りなくなっている。「チェンジズ」「ユア・ラヴ・シャイン」「オールオーヴァーアゲイン」「ホワット・ネクスト」「パラダイス」はエレクトロニクスのサウンド。
SOTOMAYOR EP
2005年。6曲収録。「フォーリン・ダウン」「サムバディ・ニュー」は新曲。「オール・オーヴァー・ザ・プレイス」は13分を超えるタヒチ80の曲のメドレー。
TUTU TO TANGO/AXE RIVERBOY
2007年。タヒチ80のボーカル兼ギター、グザヴィエ・ボワイエのソロアルバム。バンドサウンドであってもグザヴィエ・ボワイエが1人ですべての楽器を演奏している曲もある。アコースティックギターやストリングス、パーカッションなど、小編成で演奏可能な曲が多い。タヒチ80では重要なメンバーだが、タヒチ80を超えるようなサウンドではない。
4
ACTIVITY CENTER
2008年。前作にあったエレクトロニクスの音がなくなり、バンドサウンド中心となった。デビュー時との違いは70年代のロック、ポップスを参照していることで、「ファイアー・エスケイプ」はエルヴィン・ビショップの「愛に狂って」を思わせる。
SINGLES CLUB
2010年。ベスト盤。
5
THE PAST,THE PRESENT&THE POSSIBLE
2011年。ドラム兼キーボードが2人加入し6人編成。6人全員がキーボードを演奏可能となり、当初からいたドラム以外の5人がボーカルをとれることになっている。プログラミング、エレクトロニクスを使ったサウンドとなり、ほとんどの曲がプログラミングによるリズムとなっている。メロディー楽器はキーボードとアコースティックギターが多い。プログラミングが多くなっても曲調は古典的、中庸で、ボーカルやギター、シンセサイザーが突き抜けた音を出すことはない。刺激を嗜好する若い男性には向かない。「ウォント・サム?」「ザ・パスト、ザ・プレゼント&ザ・ポッシブル」はバンドサウンド。

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