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SURVIVOR

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SURVIVOR
1979年。ボーカル兼キーボード、ギター2人の5人編成。アメリカ出身。ギターのジム・ピートリックはアイズ・オブ・マーチ、ドラムとベースはチェイスのメンバーで、5人のうち3人はブラスロックのバンド出身。曲の多くをジム・ピートリックが作曲している。ロックンロールが少し入るハードロックで、キーボードによってポップになったり、ドラマチックになったりする。キーボードがあっても、いわゆるアメリカン・プログレッシブ・ハードロックのような展開はない。日本盤と海外盤はジャケットが異なる。
2
PREMONITION
1981年。邦題「予戒」。ベースとドラムが交代。前作と同路線だが、この時期のアメリカのロック・バンドと比べれば、オーソドックスで記憶に残る部分が少なかったかもしれない。ギターの2人で全曲を作曲し、ジム・ピートリックは全曲にかかわっている。
3
EYE OF THE TIGER
1982年。ボーカル兼キーボードがボーカル専任になった。キーボードはキャプテン&テニールのダリル・ドラゴンが演奏している。アルバムタイトル曲が映画「ロッキー3」の主題歌に採用され、曲もアルバムも大ヒットした。現在も曲、アルバム両方が代表作になっている。キーボード奏者がいなくなってもキーボードは過半数の曲で使われており、バラードでは重要な役割を担っている。ギター中心のサウンドに変わったわけではない。ロックンロールの雰囲気は残している。
4
CAUGHT IN THE GAME
1983年。邦題「制覇への野望」。ボーカルが再びキーボード兼任になった。キャプテン&テニールのダリル・ドラゴンがキーボードで参加、REOスピードワゴンのケヴィン・クローニン、MR.ミスター、ペイジズのリチャード・ペイジ、フールズ・ゴールドのトム・ケリーがコーラスで参加している。前作のヒットによってサウンド作りに資金の余裕ができ、キーボードがあか抜けた音になっている。コーラスも美しい。
5
VITAL SIGNS
1984年。ボーカルがジミ・ジェイミソンに交代し、ギターのジム・ピートリックがキーボードに転向。ジャーニー、スティクス、TOTO、フォリナー等の成功によってキーボードを含むハードロックの市場が開拓され、このアルバムもヒットした。オープニング曲から4曲目までがシングルになり、いずれもヒット。ロックンロールが控えめになり、シンセサイザーによる人工的なピアノ音、明るめの曲調、サビでのコーラス、大陸的ボーカルがアメリカのハードロックの典型的な形を作った。プロデューサーがロン・ネヴィソンであることも大きい。
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WHEN SECONDS COUNT
1986年。前作の路線を踏襲。REOスピードワゴン、ジャーニー、エイジア等の人気が下がってきたことに伴い、サバイバーも以前ほどのヒットは出なくなったが曲は従来どおり。スティクスのトミー・ショウ、フールズ・ゴールドのトム・ケリーがコーラスで、イアン・ギラン・バンドのマイク・モランがキーボードで参加。
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TOO HOT TO SLEEP
1988年。邦題「今夜は眠れない」。ベース、ドラムが抜け3人編成。スティクスのトミー・ショウ、ストーリーズのイアン・ロイドがコーラスで参加。このころ、ボン・ジョヴィ、ガンズ・アンド・ローゼズ、モトリー・クルー、ホワイトスネイク等がアメリカのロックの中心となり、見た目の派手さが要求されるようになった。サバイバーのように曲とサウンドだけで勝負しようとするバンドには不利な時代だった。ベースとドラムがいない状態ではバンドとして認識されることも難しく、さらに状況を悪くしていた。「デスパレート・ドリームス」や「テル・ミー・アイム・ザ・ワン」はヒットしそうな曲で、アルバムの内容は悪くない。
 
 
GREATEST HITS 1
1990年。ベスト盤。
 
 
GREATEST HITS 2
1993年。ベスト盤。
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EMPIRES/JIMI JAMISON'S SURVIVOR
1999年。サバイバーのボーカルだったジミ・ジェイミソンが再結成。ジミ・ジェイミソン以外のメンバーは過去にサバイバーだった経歴はない。キーボードを含み、ベースのいない4人編成。TOTOのボビー・キンボールがコーラスで参加。ジミ・ジェイミソンのボーカルはカンサスのスティーブ・ウォルシュのようにやや年季が入っている。「バイタル・サインズ」や「ホエン・セカンズ・カウント」並みのメロディアスな曲は期待できないが、これまでの路線から大きくはずれるようなサウンドではない。
9
REACH
2006年。ボーカルはジミ・ジェイミソンのままだがバンド名はサバイバーになった。ギターのジム・ピートリックが抜け、フランキー・サリヴァンが1人で弾いている。キーボードを含む5人編成で、20年ぶりにバンドの体をなしている。キーボードを中心とするアダルト・オリエンテッド・ロックに近い作風。これがサバイバーだというような音楽的特徴が薄いが、タイトル曲や「セカンズ・アウェイ」などはいい曲だ。

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