HardrockHeavymetal.com

はてなブックマークに追加

SUM41

 
HALF HOUR OF POWER
2001年。ボーカル兼ギター2人の4人編成。カナダ出身。ポップなメロディーを持つパンクで、他のバンドに比べてコーラスが気持ちよく響き、勢いがある。11曲で26分あるシングル盤。「地獄への暴走馬車」はヘビーメタルのようなツイン・リードギターが聞ける。「デーヴの呪われた髪/イッツ・ホワット・ウィアー・オール・アバウト」はラップが入り、ほかは通常のボーカル。日本盤は2002年発売。
1
ALL KILLER NO FILLER
2002年。ミドルテンポの曲も入れ、曲の質を上げた。「ファット・リップス」はラップが入っているが、詩はヘビーメタルが好きだったという内容。この曲が大ヒット。「ペイン・フォー・プレジャー」は80年代ヘビーメタルのパロディー。
2
DOES THIS LOOK INFECTED?
2002年。パンクだけでなく、広く一般のロック・ファンにも評価された傑作。ギターの音がハードコアに近くなり、メロディーは哀愁を帯びている曲が多い。このアルバムでパンクでは一線級の人気を獲得した。「ザ・ヘル・ソング」「ミスター・アムステルダム」「スティル・ウェイティング」収録。
DOES THIS LOOK INFECTED TOO?
2003年。5曲入りのライブEP盤。5曲とも「ダズ・ディス・ルック・インフェクテッド?」収録曲。DVDもついている。
3
CHUCK
2004年。明るい曲が減り、多くはマイナー調だ。パンクであることに変わりはないが、かなりまじめな印象を持たれるパンクだ。若さを前面に出した楽しさは薄れている。「ザ・ビター・エンド」はメタリカの「バッテリー」のパロディー。
 
WE'RE ALL TO BLAME
2004年。シングル盤。ライブ2曲は「ダズ・ディス・ルック・インフェクテッド?」の有名曲。
 
HAPPY LIVE SURPRISE
2005年。ライブ盤。ヒット曲はおおむね入っている。4曲目まで「ダズ・ディス・ルック・インフェクテッド?」の曲。「モーロン」は「チャック」に収録されている日本盤ボーナストラックの曲。「アイ・ハヴ・ア・クエスチョン」は曲ではなく曲間のMC。海外では「GO CHUCK YOURSELF」のタイトルで2006年に発売されている。
4
UNDERCLASS HERO
2007年。ギターが抜け3人編成。ヘビーメタルに傾倒していたギターが抜けたので、サウンドの変化が予想されたが、ヘビーメタル風のサウンドは随所に残っている。ボーカルが1人になったので、以前ほどコーラスはない。前作と同様、若さを前面に出した陽気な曲はない。「マ・プベル」はビートルズのような55秒の小曲。「ソー・ロング・グッドバイ」はアコースティック・ギターとストリングスだけで歌われる。「ウィズ・ミー」の一部はアヴリル・ラヴィーンの「ベスト・ダム・シング」にも出てくる。
 
8 YEARS OF BLOOD,SAKE AND TEARS:THE BEST OF SUM 41 2000-2008
2008年。邦題「ザ・ベスト・オブ・SUM41」。「オールウェイズ」は新曲。
5
SCREAMING BLOODY MURDER
2011年。GOBのギターが加入し4人編成。ヘビーメタルのような小刻みなギターはそのまま。ただ、「スティル・ウェイティング」のような哀感が漂うメロディーが多く、明るさや楽しさを感じさせる曲は少ない。アヴリル・ラヴィーンの「グッバイ・ララバイ」と同じく、苦しさ、悲しさが出ている。「ダズ・ディス・ルック・インフェクテッド?」のサウンドに戻ってほしいと思っているファンは多いはずだ。
6
13 VOICES
2016年。「ダズ・ディス・ルック・インフェクテッド?」のころのギターが戻り、ギター2人の5人編成。このアルバムから大手レコード会社を離れているので、事前の宣伝がほとんどなかった。「フェイク・マイ・オウン・デス」「ブレイキング・ザ・チェイン」「ウォー」はメロディアスなロックで、「アンダークラス・ヒーロー」以降のサウンドを継承している。「ガッデム・アイム・デッド・アゲイン」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」はヘビーメタルの雰囲気があり、ヘビーメタルの影響を受けたギターが出戻ったことの効果が現れている。「ゴッド・セイヴ・アス・オール(デス・トゥ・ポップ)」「ザ・フォール・アンド・ザ・ライズ」などはピアノとエレクトロニクスを若干使っている。全体として、ヘビーメタルに影響されたサウンドが一部で戻ったものの、メロディック・パンクの雰囲気や曲自体の明るさはなく、2000年代前半の人気を復活させるのは難しい。

HOMEご意見はこちら → webmaster@hardrockheavymetal.com