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STRUNG OUT

1
ANOTHER DAY IN PARADISE
1994年。ギター2人の5人編成。アメリカ・カリフォルニア出身。13曲で29分のメロディック・パンク。バッド・レリジョン、NOFX、スナッフとともにグリーン・デイの「ドゥーキー」が出る前からメロディアスなパンクをやっているバンド。親しみやすいメロディーで、全曲がアップテンポ。このころは他のバンドと比べてスピーディーで、ハードコアに近いサウンドとして認知されていた。歌詞は社会的で直接的な表現が多い。ボーカルが専任の割には安定せず、ベースを弾きながらでも歌えるレベルにとどまっている。全曲をベースとギター2人の3人で作曲している。
2
SUBURBAN TEENAGE WASTELAND BLUES
1996年。ドラムが高速で、ギターもヘビーメタルに近い。間奏にギターソロがあるわけではなく、ボーカルも早口なのですぐにハードコアだと分かるサウンド。ハードコアの要素を最も大きく残したアルバム。
3
TWISTED BY DESIGN
1998年。ボーカルの実力が上がり、力強さと安定感が加わった。曲調が前向きで明るめなので、日本人が好むような哀感はあまり出てこないが、「アスキング・フォー・ザ・ワールド」はスピーディーな演奏ではないし、最後の「マッチ・ブック」は4分半もあり、アレンジ能力も向上していることが分かる。
 
THE ELEMENT OF SONIC DEFIANCE
2000年。8曲入りEP。「アン・アメリカン・パラドックス」以降のサウンドが聞ける。
4
AN AMERICAN PARADOX
2002年。ベースが交代。ボーカル以外の4人が作曲に関わるようになった。ギターがヘビーメタルに近くなり、ソロもたくさん挿入される。デビュー当時のアイアン・メイデンやメタリカの方がパンクに近いと思わせるほどだ。特にアルバムタイトル曲、「レイザー・セックス」「セメタリー」はハード。ボーナストラックの「ドント・ルック・バック」はコーラスは2声の方が普通になっている。
 
 
LIVE IN A DIVE
2003年。ライブ盤。
5
EXILE IN OBLIVION
2004年。2002年にSUM41が世界デビューし、ヘビーメタル寄りのメロディック・パンクが認知されたことが追い風となった。オープニング曲はスクリーモと呼べるサウンドで、途中はヘビーメタルだ。全体としてはすでにメロディック・パンクを脱し、スクリーモになっている。SUM41に近いサウンドと言えばそのとおりだが、比較の対象として後からデビューしたバンドを持ち出されるのはつらいところだ。
6
BLACKHAWKS OVER LOS ANGELES
2007年。ギターがハードロック、ヘビーメタルの要素を持つメロディアス・ロック。パンクと呼ばれるサウンドが多用になってきているため、それほど破壊的でなく、それほど挑発的でなくともパンクとされることがあるが、どのジャンルかということを無意味にさせるサウンドを持ったバンドだとも言える。次々に出てくるメロディック・パンク・バンドのサウンドをストラング・アウトもやっているということになるが、90年代半ばから活動している重みをどこかで出してほしい。演奏は安定しており、曲も申し分がない。
7
AGENTS OF THE UNDERGROUND
2009年。長いギターソロがない以外はメロディアスなハードコアあるいはヘビーメタルそのもの。「ブラック・クロッシズ」「ザ・フィーバー・アンド・ザ・サウンド」「デッド・スペーシズ」はヘビーメタルとして扱われても違和感はない。長年ハードコアをやっているうちに演奏技術が上がり、ジャンルの特性と演奏レベルが合わなくなってきている。

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