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SPICE GIRLS

 
WANNABE
1996年。3曲入りシングル。スパイスガールズはイギリスの女性5人組。楽器は演奏しない。4人が白人で、1人がアフリカ系。曲全体としてはヒップホップではないが、ボーカルの歌い出しはヒップホップ調だ。「バンパー・トゥ・バンパー」はアルバム未収録曲。
1
SPICE
1996年。オープニング曲の「ワナビー」は印象の強いボーカルから入る。若さを前面に出し、勢いがある。「フー・ドゥ・ユー・シンク・ユー・アー」もその路線。「ワナビー」のサビは覚えやすいメロディー。その後は落ち着いた曲と踊りやすい曲が半分ずつぐらいになる。メーン・ボーカルはおらず、全員が交互に歌っているようだ。突出した歌唱力を持つボーカルもいないので、新しいサウンドとアップテンポなダンス音楽を常に提供していかないと長く続かない。
 
SAY YOU'LL BE THERE
1996年。シングル盤。「テイク・ミー・ホーム」はアルバム未収録曲。「セイ・ユール・ビー・ゼアー」は3曲収録されているがすべてアルバムとは異なるバージョン。
2
SPICEWORLD
1997年。オープニング曲はラテン音楽のカーニバル風で、ダンス音楽に絞ったことを宣言する。アップテンポの曲が多い。サウンドの統一感やまとまりは3枚のアルバムの中で最も明確だ。「ザ・レディ・イズ・ア・ヴァンプ」は1930年代から40年代のジャズのサウンドで、エルヴィス・プレスリー、ボブ・マーリー、デヴィッド・ボウイ。シュープリームス等が歌詞に出てくる。
3
FOREVER
2000年。1人抜け4人編成に。「SPICE」のころに戻った。ダンス音楽を基本とはしているが、バラードやポップスが多くなり、踊らせることよりも聞かせる曲が増えた。スパイスガールズは一般にはアイドル・グループと認識されており、アルバムの出来をそのアーティストの作品として評価することになじまない。イギリスで他のアーティストを圧倒する人気を得たということは、パッケージ化された音楽とは別の音楽、すなわち各地で再現される音楽(ライブ)や映像を伴った音楽(テレビやビデオ)が優れていたとも言える。アイドルであるかどうかは音楽の評価とは関係なく、音楽をCDの中の音楽だけに限定する必然性もないが、アイドル的要素の高いアーティストは、実際の人気と音楽の評価が乖離しやすい。多くはロックやシンガー・ソングライターと同じような基準で見られない。このアルバムも、スパイスガールズの魅力を伝えるには器が小さすぎた。
 
 
GREATEST HITS
2007年。ベスト盤。

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