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SCREAMING MALDINI

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SCREAMING MALDINI
2013年。キーボード、シンセサイザーをメインのメロディー楽器とするバンドサウンドに、男性2人、女性2人のボーカルが高度に差し挟まれる。初期のロス・キャンペシーノス!の曲を若いダーティー・プロジェクターズがやっているような雰囲気だ。一般的なリズム、拍子では演奏されず、メロディーとドラムの感覚的ずれが何度も聞かせる要因になっている。アップテンポの曲が多く、グロッケンシュピール、ホーンセクションはよく使われる。「ライフ・イン・グロリアス・ステレオ」「シークレット・サウンズ」はコーラスが爽快、「ザ・ドリーマー」はホーンセクションが分厚く、「ジ・アルバトロス」は70年代中期のプログレッシブ・ロック風だ。変拍子を多用しながらポップであるところは、70年代後半のイギリスのモダンポップを思わせる。2014年に解散。
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EVERYTHING UNSAID
2015年。解散後に出たアルバム。明るいポップな曲よりも、内省的なメロディーの曲が多い。ボーカル兼ギターの男性が作曲したとみられる曲は、リズムや拍子で実験的に曲を構築しているのに対し、女性が作ったとみられる曲はメロディーが哀感を伴って高揚していく。女性がリードボーカルをとる曲が多いため、アルバム全体に哀感が漂い、最後のアルバムであることの寂しさが増幅される。日本のみCD化され、日本でのライブ2曲とイギリスでの解散ライブから4曲が収録されている。

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