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ROUGH SILK

1
ROOTS OF HATE
1993年。キーボードを擁する5人組。アクセプトのドラム、ステファン・カウフマンがプロデュース。中心人物はキーボードのファーディー・ダーンバーグ。ボーカルはサヴァタージのジョン・オリヴァに似ている。このバンドのポイントは、曲のサビで多用される多声コーラスで、悲しさを伴った希望のあるメロディーを歌い、印象が強い。キーボードはソロを取らず、バックの演奏が中心で、ハードロックよりはヘビーメタルに近い。サウンドはドラマチックだ。アルバムタイトル曲のほか「コール・トゥ・ザ・ワールド」「ウェイストランド・セレネイダー」「アップス・アンド・ダウンズ」などで覚えやすいメロディーが聞ける。
2
WALLS OF NEVER
1994年。前作よりもややシンプルでミドルテンポが多くなった。同時代的なサウンドもあり、コーラスは前作ほど凝っていない。「サムバディーズ・アウト・ゼア」「ネバー・ルース・アゲイン」はピアノから始まり、誰もがクイーンを思い出す。5分弱の隠し曲がある。
3
CIRCLE OF PAIN......OR:THE SECRET LIES OF TIMEKEEPING
1996年。ギターが交代。「ルーツ・オブ・ヘイト」のドラマチックな部分と、「ウォールズ・オブ・ネヴァー」のクイーン風の部分を抽出したようなサウンド。傑作。キーボードがオルガンとピアノ中心で、ミドルテンポが多い。ハードロック寄りになっている。「ジ・エンド」「ジ・エンジェル・アンド・ザ・レイブン」収録。
4
MEPHISTO
1997年。アルバムの前半はやや暗い雰囲気になるが、後半は初期の印象的なメロディーが続く。印象が暗いのは、アルバムタイトルから分かるように、ドイツに伝わる「ファウスト伝説」をモチーフにしているから。メフィスト、すなわちメフィストフェレスは「ファウスト」の主人公ファウスト博士が地上に呼び出し、現世の快楽と引き替えに魂を引き渡す契約をした悪魔の名前。ブックレットの内部には、インペリテリの「アンサー・トゥ・ザ・マスター」のジャケットと同じミヒャエル・パッハーの「聖人と悪魔」が使用されている。「ファー・フロム・ホーム」「サブウェイ・エンジェルズ・キャラバン」「グリッサンド」はこれまでどおりの覚えやすいサビ。
5
BEYOND THE SUNDOWN
1998年。ボーカルが交代。メロディーよりも曲の展開に比重が置かれている。したがって、コーラスや印象的なサビはほとんどない。ギターもややディストーションが大きくなり、「アウェイク」以降のドリーム・シアターを標榜したかのようだ。「ネバー・ルース・アゲイン」の新バージョン収録。
6
WHEELS OF TIME
1999年。新曲4曲、再録音3曲、リミックス2曲、未発表1曲を含む2枚組、26曲入りベスト盤。「ピアノ・マン」はビリー・ジョエルのカバー。
7
SYMPHONY OF LIFE
2001年。ボーカルの声が前任者に近くなり、コーラスも厚くなって初期のイメージに戻っている。これまでで最もクラシック寄りで、ヨーロッパ型のドラマチックでパワフルなヘビーメタルになっている。キーボードもソロをとる。アルバムタイトル曲は9分で2部構成。「ルシファー」ではサヴァタージのジョン・オリヴァが参加。「ストーリーズ・トゥ・テル」はシン・リジーの影響を感じさせる。「ナイス・フォー・ア・フューネラル」収録。
8
END OF INFINITY
2003年。ボーカルが抜け、4人編成になっている。ボーカルはギター、ドラム、キーボードが4曲ずつ兼任。この3人はいずれもボーカルがうまいとは言えない。違うタイプのボーカルが交代で歌うのは、アルバムを散漫な印象にさせるが、それ以上に個々の曲が散漫だ。統一性がなく、明らかに問題作であると言える。アイデアを詰め込みすぎた。
9
A NEW BEGINNING
2009年。
10
THE GOOD,THE BAD&THE UNDEAD
2012年。

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