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P.F. SLOAN/BARRY MacGUIRE

TELL 'EM I'M SURFIN'/THE FANTASTIC BAGGYS
1964年。邦題「アイム・サーフィン」。P.F.スローンとスティーヴ・バリによるグループ。ビーチ・ボーイズやジャン&ディーンのサーフィン・サウンドをなぞる。最後の「サーフィンズ・バック・アゲイン」は歌詞にビーチ・ボーイズとジャン&ディーン、「サーフィン・USA」「サーフ・シティ」が出てくる。サーフィン・サウンドの流行に1年遅れ、ヒットしなかった。11曲で26分。
1
SONGS OF OUR TIMES/P.F. SLOAN
1965年。邦題「明日なき世界」。ボブ・ディランが注目されだしたあと出てきたフォーク歌手。社会意識に目覚めた若者の心を歌う。声が高めで音階も明確なため、まじめな曲でもやや軽く聞こえてしまう。12曲のうち6曲を単独で自作し、6曲をスティーヴ・バリと共作している。全曲に邦題をつけた方がよかったのではないか。
2
TWELVE MORE TIMES/P.F. SLOAN
1966年。邦題「孤独の世界」。アルバムタイトル曲はアメリカでヒットせず、日本を含む他の国でヒットしている。アルバム全体がバンドサウンドになった。特に前半の6曲はすべてバンドサウンドだ。アコースティックギターとハーモニカを中心に演奏する3曲はモノラルで録音されている。ボーカルがうまくなり、高い音階が続くメロディーが増えて印象に残りやすくなった。「レット・ミー・ビー」はタートルズに提供した曲の自演版。「この貴重な時間」「住むのはここだ」「この貴重な時間」「ロリポップ・トレイン」はグラス・ルーツがカバーしている。というよりも、グラス・ルーツはP.F.スローンがボーカルをとっていたバンドだ。
3
MEASURE OF PLEASURE/P.F. SLOAN
1968年。
4
RAISED ON RECORDS/P.F. SLOAN
1972年。
5
SERENADE OF THE SEVEN SISTERS/P.F. SLOAN
1994年。邦題「明日なき世界」。22年ぶりの復帰。アコースティックギター、ピアノ、キーボードを弾きながら、シンガー・ソングライター風に歌う。60年代であればポップな編曲になっただろう。「明日なき世界」を再録音している。メロディーの自然な流れは失われていない。「スリーピング・ドッグス」はロック調。「ベートーヴェンズ・ディライト」はピアノがクラシック調。「秘密諜報員のテーマ」はP.F.スローンとスティーヴ・バリが1966年に共作した曲。
6
SAILOVER/P.F. SLOAN
2006年。
7
MY BEETHOVEN/P.F. SLOAN
2014年。
EVE OF DESTRUCTION/BARRY MacGUIRE
1965年。邦題「明日なき世界」。P.F.スローンが作曲したタイトル曲がヒットした。P.F.スローンの曲はほかに3曲ある。P.F.スローンとスティーヴ・バリの共作を含めると計6曲ある。アコースティックギターにベース、ドラムがつくフォークロックのサウンド。ニュー・クリスティ・ミンストレルズのメンバーだったこともあってか、ブラザーズ・フォアで有名な「想い出の9月」(トライ・トゥ・リメンバー)、ウィ・ファイブの「ユーワー・オン・マイ・マインド」、キングストン・トリオ、ジミー・ロジャースの「スループ・ジョン・B」をカバーしている。ビーチ・ボーイズが「スループ・ジョン・B」をカバーするのは1966年。「ユー・ネヴァー・ハド・イット・ソー・グッド」はP.F.スローンとグラス・ルーツで「ロリポップ・トレイン」として知られている曲と同じ。「彼女は僕のもの」「ベイビー・ブルー」はボブ・ディランのカバー。最後の「ホワイ・ノット・ストップ・アンド・ディグ・イット・ホール・ホワイル・ユー・キャン」は自作曲。日本盤CDの長門芳郎によると、このあと1966、68年にもアルバムを出しているという。

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