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PATHFINDER/TITANIUM

1
BEYOND THE SPACE,BEYOND THE TIME
2010年。3分を超えるイントロの後、クラシック風のキーボードを多用する高速のヘビーメタルとなる。オーケストラ風のキーボード、合唱団がほとんどの曲で使われる。ヨーロッパの典型的なヘビーメタルで、ラプソディー、ラビリンスの系統に属する。ボーカルはやや声が細い。クラシック音楽への偏重が強く、ヨーロッパの一部でしか受け入れられないサウンド。「スターダスト」ではこのバンドの参照元であるラプソディーとの差が大きいことを感じさせる。ギターやキーボードの高速演奏は、文化芸術の追随者が陥りがちな技術顕示にとどまっている。
2
FIFTH ELEMENT
2012年。キーボードがやや控えめになり、ドラゴンフォースやソナタ・アークティカの性急さが増えている。クレイドル・オブ・フィルスのような絶叫型ボーカル、ゲスト参加のソプラノボーカルもあり、ヨーロッパのヘビーメタルにある要素を詰め込んだようなサウンド。バスドラムの音は改善されている。これまで存在したものを使うのではなく、それ以外の何かを新たに作り出さないと大きな人気は獲得できない。
TITANIUM/TITANIUM
2014年。パスファインダーのギターが結成したヘビーメタルバンド。ソナタ・アークティカに近いサウンドを持つ。キーボードはギターが兼任しているとみられる。分厚いコーラスがあり、「ジ・オンリー・ワン」はコーラスがなければ成り立たない曲になっている。コーラス以外はソナタ・アークティカとの違いがほとんどないため、独自の特徴を付け加えることが求められる。
ATOMIC NUMBER 22/TITANIUM
2016年。ボーカルとベースが交代。ボーカルは交代してもほとんど同じ高い声だ。概ね5分程度の曲にドラゴンフォース、ソナタ・アークティカの要素を詰め込んでいる。キーボード奏者はいないがキーボードはどの曲でも使われる。「デルーシヴ・スカイズ」は高速で曲が進み、コーラスも多数含まれているので再現が難しい曲だ。ソナタ・アークティカやドラゴンフォースにはない別の要素を、次のアルバム以降で明確に打ち出すことが求められる。

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