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MICHAEL KISKE/ANDI DERIS

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INSTANT CLARITY/MICHAEL KISKE
1996年。ハロウィンのボーカル、マイケル・キスクのソロ・アルバム。マイケル・キスクはボーカル、ギター、キーボード。ハロウィン、ガンマ・レイのカイ・ハンセンと、アイアン・メイデンのエイドリアン・スミスがギターで参加している。ギターがメーンのハードロックで、かつてヘビーメタル・バンドのメンバーであったことをうかがわせる曲はない。「ソー・シック」などはソロでなければできないような曲。「オールウェイズ」「ドゥ・アイ・リメンバー・ア・ライフ?」のようなバラードはさすがにうまい。版権は日本のレコード会社。
 
THE CALLING/MICHAEL KISKE
1996年。シングル盤。アルバム未収録曲2曲収録。
2
R.T.S./MICHAEL KISKE
1999年。アコースティック・ギターを使う曲が多く、ボーカルのソロ・アルバムであることを認識させる。キーボードよりもストリングスでメロディーを補完する。バックはバンドではなくバック・バンドというサウンドで、最後の2曲はバラードが連続。
 
SUPARED/SUPARED
2003年。マイケル・キスクが新たに結成したバンド。マイケル・キスクはボーカル兼ギター。4人編成。前半は一般的なバンドサウンドで、それを過去のイメージからヘビーメタル・ハードロックとして認識されるのは気の毒である。エレクトロニクス・サウンドを若干使用。後半はマイケル・キスクのボーカル・アルバムで、どちらかに絞った方がよかったか。ギターの音は同時代的。
 
PLACE VENDOME/PLACE VENDOME
2005年。キーボードを含む5人編成。ギター、ベース、ドラムはピンク・クリーム69、キーボードはヴァンデン・プラスのメンバー、ボーカルはハロウィンのマイケル・キスク。メンバーが在籍しているバンドのサウンドとは異なり、キーボードを中心にメロディーが主導されるハードロック。マイケル・キスクのボーカルは安定しており、声のひとつひとつに力がある。曲の展開や演奏の技巧を聞かせるような曲にはなっていないため、マイケル・キスクのボーカルがメーンであることは明らかである。マイケル・キスクもそれに応じたボーカルをとっている。
3
PAST IN DIFFERENT WAYS/MICHAEL KISKE
2008年。ハロウィン時代にマイケル・キスクが作った曲をアコースティック・ギター、ベース、ドラムで再録音したアルバムドラムはパーカッションのような扱いではなく、ドラムセットを使っているので、ロックの雰囲気はそのまま残っている。ボーカルの声は衰えていない。むしろエレキギター2人の音でかき消されていたアコースティック・ギターで演奏した方が曲のよさが分かる。「ディファレント・ウェイズ」は新曲。
 
STREETS OF FIRE/PLACE VENDOME
2009年。前作と同様、キーボードを中心とする聞きやすいハードロック。刺激的なサウンドではないが、目新しさを実現するバンドでもないようだ。安定したボーカルが聞ける。マイケル・キスク、ベースのデニス・ワードは作曲にかかわっていない。12曲で53分。
 
COME IN FROM THE RAIN/ANDI DERIS
1997年。マイケル・キスクの後任でハロウィンのボーカルとなったアンディ・デリスのソロ・アルバム。ハロウィンでの印象的なメロディーをそのままソロ・アルバムでも作っている。ハロウィンのアルバムに入れるかどうかの境界線にあるような曲が多い。「サウザンズ・イヤーズ・アウェイ」はすばらしい。ハードロックのアルバムとしても優れている。「キング・オブ・セヴン・アイズ」はハロウィンのメンバーが参加。スピーディーでハードな曲はこの曲のみ。「グッバイ・ジェニー」収録。
 
1000 YEARS AWAY/ANDI DERIS
1997年。シングル盤。「ウィア・ライディング・ザ・ライト」はアルバム未収録曲。これもいい曲だ。
 
GOOD-BYE JENNY
1997年。シングル盤。アルバム未収録曲2曲。2曲ともアルバムの雰囲気には合わなかっただろう曲。
 
DONE BY MIRRORS/ANDI DERIS
1999年。前作路線の曲と、暗めでメロディーの抑揚が少ない曲があり、全体的に陰鬱だ。バックの演奏も流行を大きく過ぎたオルタナティブ・ロック風で、メロディアスなボーカルと合っていない。仮にそのギャップを狙ったとしても当たっていない。

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