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MASHMAKHAN/SIR LORD BALTIMORE

 
MASHMAKHAN/MASHMAKHAN
1970年。ボーカルがキーボードを兼任する4人組。カナダ出身。曲のほとんどをボーカル兼キーボードが作曲している。「霧の中の二人」は全米31位、日本1位。英語の解説によると、日本で100万枚売れたともいうと書いてあるが、実際は40万枚。日本では「水色の世界」もヒットし、78位。キーボードは大部分がオルガンで、サウンドもオルガンとギターが中心的な役割を果たしている。「霧の中の二人」はハードな曲で、全体としては当時のアートロックの路線。「レター・フロム・ザンビア」はアフリカを意識している。
 
THE FAMILY/MASHMAKHAN
1970年。前作と同路線。インパクトのある曲はない。「ザ・ファミリー」はコーラスが美しい。このアルバムで解散。
 
KINGDOM COME/SIR LORD BALTIMORE
1970年。サー・ロード・バルチモアのアルバム発売順と発売年については3つの説がある。アメリカの発売元であるポリグラム・レコードが出しているCDによると、「キングダム・カム」が1970年で、「サー・ロード・バルチモア」が1971年の発売になっている。米ビルボード・チャートでは「キングダム・カム」が71年2月6日にチャートインしていることになっているが、当時人気を誇っていたレッド・ツェッペリンでも「IV」は発売からチャートインまで3週間程度時間差があることを考えると、「キングダム・カム」の発売が70年であることに信憑性が出てくる。サー・ロード・バルチモアは、スピーカーが左右に分離されているというステレオの特徴を逆手にとり、ギターを交互に左右のスピーカーから鳴らして音の空間移動を作り出した。ステレオ録音は、音の奥行きや臨場感の再現という点ではモノラルに勝るかもしれないが、歌手や各楽器が定位置で演奏されるという点ではモノラルと大差はなかった。60年代後半からステレオ仕様のサウンドは増えてくるが、フィル・スペクターやビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンのように、モノラル録音にこだわり続けるプロデューサーやアーティストもいた。3人編成でリード・ボーカルはドラム。ギターの音はマウンテン、もしくはブラック・サバスに似ている。ジャケットはイギリスのロマン派詩人、コールリッジの「老水夫行」に出てくる骸骨船を描いていると思われる。アイアン・メイデンの「暗黒の航海」と同じ題材。プロデューサーのマイク・アペルはブルース・スプリングスティーンの「アズベリー・パークからの挨拶状」から「明日なき暴走」のプロデューサーであり、初期のマネージャー。ブルース・スプリングスティーンはサー・ロード・バルチモアのファン。
 
SIR LORD BALTIMORE/SIR LORD BALTIMORE
1971年。ギター兼キーボードが加入し4人編成。「マン・フロム・マンハッタン」は10分半ある。「シーザー71世」収録。

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