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MARILYN MANSON

1
PORTRAIT OF AN AMERICAN FAMILY
1994年。キーボードを含む5人編成。中心人物はボーカルのマリリン・マンソン。ボーカルのメロディーにあまり抑揚がなく、サウンドはそれほど暗くない。キーボードもそれほど出てこず。ジャケットはアメリカの白人家庭。
 
GET YOUR GUNN
1994年。「ポートレイト・オブ・アン・アメリカン・ファミリー」と同時に出た4曲入りEP盤。日本盤は1998年発売。
 
SMELLS LIKE CHILDREN
1994年。15曲入っているシングル盤。「スウィート・ドリームス」はユーリズミックスの、「ロックン・ロール・ニガー」はパティ・スミスのカバー。「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」はスクリーミン・ジェイ・ホーキンスをカバーしたのか、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルをカバーしたのかわからない。「スウィート・ドリームス」は初期の代表曲。全米31位。
2
ANTICHRIST SUPERSTAR
1997年。メロディーはややオルタナティブ・ロックで、サウンドはいわゆるインダストリアル・ロック。ボーカルにはあまりメロディーの抑揚がない。人工的な音の上に抑えたボーカルが乗ると、退廃的な印象がある。バグルスやMのような80年代初期のモダン・ポップがロックやヘビーメタルになったようなサウンド。「ザ・ビューティフル・ピープル」はよくラジオでかかったテンポのいい曲。「クリプトオーキッド」はバグルスを思い出す。全米3位。「ザ・ビューティフル・ピープル」収録。
 
THE BEAUTIFUL PEOPLE
1997年。「ザ・ビューティフル・ピープル」を中心とする日本企画盤。5曲入り。「スウィート・ドリームス」はユーリズミックスのカバー。
 
REMIX&REPENT
1997年。「アンチクライスト・スーパースター」の曲のリミックスとライブ。5曲のうち2曲がライブ。全米102位。
3
MECHANICAL ANIMALS
1998年。前作のような、故意に音を歪ませていることがありありと分かるサウンドではなく、ほとんどの音がきちんときれいに聞こえる。それによってメロディーがよく分かるようになり、聞きやすくなった。人工的なサウンドを使うにしても、音が割れない。いわゆるインダストリアル・ロックの先駆者だったナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーがこのアルバムに関わっていないということが大きいと思われる。世界的に売れるアーティストが聞きやすくなるというのは大ヒットになることが多く、その通りになっている。「ゴールデン・イヤーズ」はデビッド・ボウイのカバー。全米1位。
I DON'T LIKE THE DRUGS(BUT THE DRUGS LIKE ME)
1999年。シングル盤。タイトル曲とそのバージョン違い4曲を収録。
ROCK IS DEAD
1999年。シングル盤。アルバムからのシングルではなく映画「マトリックス」のサウンドトラックから。
 
 
THE LAST TOUR ON EARTH
1999年。ライブ盤。全米82位。
4
HOLY WOOD
2000年。19曲あり、4部に分かれている。全体的に暗く、サウンドも「アンチクライスト・スーパースター」と「メカニカル・アニマルズ」の両方が入っているという印象だ。楽しいとか明るいというような曲がないので軽い感覚では聞けない。まじめに歌詞を読んだり、詩とサウンドの相関性を分析したりするにはボリュームがあり、聞き手を敬遠させる。ドラムはスージー・クアトロの「キャン・ザ・キャン」のようなリズムをよく使う。このアルバムは「アンチクライスト・スーパースター」と「メカニカル・アニマルズ」とともに3部作で、このアルバムが第1章、「アンチクライスト・スーパースター」が第3章であるという。全米13位。
 
 
THE FIGHT SONG RARE TRACKS
2001年。シングル盤。
5
THE GOLDEN AGE OF GROTESQUE
2003年。前作より明るく、暗さはそれほどない。アルバムのコンセプトはあるといえばあるが、前作までほど難しくなく、大規模でもない。覚えやすいメロディーも複数あり、ヒット性に富んでいる。「モブ・シーン」はサビで女声コーラス使用。「ドール・ダガ・バズ・バズ・ジゲティ・ザグ」収録。
 
THIS IS NEW SHIT
2003年。シングル盤。「マインド・オブ・ア・ルナティック」はヒップホップのゲットー・ボーイズのカバーで、10分近く歌詞を朗読している。
 
 
LEST WE FORGET THE BEST OF
2004年。ベスト盤。
6
EAT ME,DRINK ME
2007年。ミドルテンポで抑鬱的な曲が多い。声を割るようなマリリン・マンソンの歌い方が曲の雰囲気に合っている。わずかに時間をずらしてボーカルを二重に録音し、底から上に向かって訴えるようなイメージを強調している。「ハート・シェイプド・グラスィズ」収録。11曲で52分半。
7
THE HIGH END OF LOW
2009年。前作に比べてバラエティーに富んでおり、曲数も時間も増えた。各楽器がボーカルと同じように活躍し、バンド演奏に主軸を置いたサウンドだ。「アルマ・ガッデム・マザーファッキン・ゲドン」「ウィアー・フロム・アメリカ」はヒット性がある曲。インダストリアル・ロックのイメージが強いアーティストなので、「ランニング・トゥ・ジ・エッジ・オブ・ザ・ワールド」のようなアコースティック・ギター中心の曲は意外性が大きくなる。ピアノによるバラード「イントゥ・ザ・ファイア」も同様。曲もいい。1曲目は唐突に終わる。

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