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THE MAMAS AND THE PAPAS

1
IF YOU CAN BELIEVE YOUR EYES AND EARS
1966年。邦題「夢のカリフォルニア」男性2人、女性2人。メンバーの中心はジョン・フィリップスだが、ボーカルの実力があったのはデニー・ドハーティとキャス・エリオット。60年代後半のフラワー・ムーブメントを牽引したグループ。特に「夢のカリフォルニア」は、アルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」とともにカリフォルニアを代表する曲としてスタンダードとなった。キャス・エリオットが高音、低音とも重ね録りしていると思われる。フルートを吹いているのはウェストコーストジャズのアルトサックス奏者バド・シャンク。ほとんどの曲をジョン・フィリップスが書いている。もともとアルバム志向ではないが、ヒット曲、代表曲とも多く、事実上の代表作。「ジ・イン・クラウド」のキャス・エリオットのボーカルはすばらしい。「スパニッシュ・ハーレム」はベン・E・キングのカバー。「アイ・コール・ユアー・ネーム」の作曲はレノン・マッカートニー。全米1位。「夢のカリフォルニア」は4位、「マンデー・マンデー」は1位、「踊ろよ、ベイビー」は76位。
2
THE MAMAS & THE PAPAS
1966年。邦題「これがママス・アンド・パパス」。オープニング曲の「消えたあの娘」はキーボードがボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」を思わせる。「愛の言葉」「街で踊れば」はキャス・エリオットの歌唱力で聴かせる曲。「アイ・ソー・ハー・アゲイン」はストリングス、ホーンセクションを使ったポップないい曲。「ダンシング・イン・ザ・ストリート」はマーサ&バンデラスのカバー。全米4位。「アイ・ソー・ハー・アゲイン」は5位、「愛の言葉」は5位、「踊る熊」は51位。
3
DELIVER
1967年。邦題「愛する君に」。「クリーク・アレイ」は「夢のカリフォルニア」がヒットするまでのママス・アンド・パパスの歴史を歌詞にしている。「夕食の歌」はほぼキャス・エリオットのソロ曲。「窓辺に恋を」は「マンデー・マンデー」路線の曲。後半にインスト曲が2曲あるのは流行のサイケデリック・ロックに影響を受けたか。「愛する君に」はシュレルズ、「マイ・ガール」はテンプテーションズ、「ツイスト・アンド・シャウト」はアイズレー・ブラザーズのカバー。全米2位。「愛する君に」は2位、「クリーク・アレイ」は5位。
4
THE PAPAS & THE MAMAS
1968年。コーラスハーモニーよりも個々の曲のよさを聞かせるようなサウンド。「これがママス・アンド・パパス」「愛する君に」はアルバムの最後に短い曲を入れていたが、このアルバムではオープニング曲の最初とエンディング曲の最後に付属する形で短い曲が入っている。4人で歌う曲は「アイビー・ラブ」「花のマンション」「朝日をもとめて」。「ジェミニ・チャイルド」はジミ・ヘンドリクスのようなハードなエレキギターが使われる。全米15位。「朝日をもとめて」は20位、「夢の花園」は53位、「小さな夢」は12位、「アイビー・ラブ」は81位。このアルバムで解散。
HISTRIC PERFORMANCES RECORDED AT THE MONTEREY INTERNATIONAL POP FESTIVAL
1970年。1967年のモントレー・ポップ・フェスティバルのライブ。この年のモントレー・ポップ・フェスティバルはジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリクス、ザ・フーがアメリカで初登場し、サイケデリック・ロック、フラワー・ムーヴメントを象徴するイベントとして有名だ。最後の「街で踊れば」はマーサ&ヴァンデラスのカバーで、これ以外の7曲は「夢のカリフォルニア」からの選曲。ライブではスタジオ盤ほど華麗なコーラスではない。日本盤CDはジョン・フィリップスのMCもすべて英語と日本語訳が掲載されている。
5
PEOPLE LIKE US
1971年。再結成後の唯一のアルバム。解散前のバンド風サウンドとは異なり、パーカッションとキーボードが曲の雰囲気を決める軽いロック、ポップス、ソウル。キャス・エリオットが単独でボーカルをとる部分は少なく、力強く歌う曲は「真珠」くらいだ。キャス・エリオットが高音を歌わなくなったためコーラスは低めになっている。ミッシェル・フィリップスがボーカルをとる部分は危なっかしい。全米84位。キャス・エリオットはソロアルバムを発表後、1974年に死去。
 
THE BEST OF THE MAMAS AND THE PAPAS
1995年。大量にあるベスト盤のうちのひとつ。

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