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LITTLE BIG TOWN

1
LITTLE BIG TOWN
2002年。カントリー・ポップを基本的なサウンドとする4声のボーカルグループ。リードボーカルは不定なので、曲ごとに女性がリードボーカルだったり、男性がリードボーカルだったりするが、どちらにしろ曲の多くの部分はコーラスで歌われる。女性は異なる旋律で歌うことが多く、男性はユニゾンがやや多い。演奏はアコースティックギター、エレキギター、スライドギター、ベース、ドラムを基本とする伝統的なバンドサウンドで、シンセサイザーやエレクトロニクスはほぼ出てこない。アップテンポな明るい曲はないが陰鬱な曲もなく、90年代的なメロディーだ。10曲のうち6曲はメンバーの4人とメンバー以外の1、2人との共作。4曲はメンバー以外の作曲。
2
THE ROAD TO HERE
2005年。カントリー風のロックに近づき、ボーカルも一部力強くなっている。リトル・ビッグ・タウンはボーカルグループなのでロックのイメージは少ないが、「ブーンドックス」「ボーンズ」「ルッキング・フォー・ア・リーズン」「ウェルカム・トゥ・ザ・ファミリー」はカントリー・ロックだ。「ア・リトル・モア・ユー」はレーナード・スキナードの「スイート・ホーム・アラバマ」を思い出す。「ブリング・イット・オン・ホーム」がヒット。「ステイ」は前作収録曲のアコースティックバージョンで、この曲以外の全曲で、プロデューサーが作曲に関わる。全米51位。
3
A PLACE TO LAND
2007年。12曲のうち10曲はメンバーとプロデューサーの共作で、プロデューサーが実質的に5人目のメンバーとなっている。男性の2人はギターも兼ねるようになった。ロック風の曲ではオルガンがよく使われ、音に厚みがある。バイオリンは使わなくなった。「ファイン・ライン」「ヴェイパー」「ノヴォケイン」「ア・プレイス・トゥ・ランド」「ファイアバード・フライ」「フューリー」はロック風、それ以外はカントリー風でちょうど半分ずつ。「ファイン・ライン」はいい曲だ。大手レコード会社からジャケットを変更して収録曲を追加した再発盤が出ている。全米24位。
4
THE REASON WHY
2010年。前作の雰囲気を引き継ぐサウンド。男性のメンバーが単独で作曲した「ランナウェイ・トレイン」はカントリー・ロックではなくロック。全米5位。
5
TORNADO
2012年。プロデューサーが変わったことにより、一般的なロックやポップスのサウンドに近くなった。アコースティックギター中心の曲もあり、めりはりが付いている。アルバムの1曲目から4曲目まで、メンバー以外の曲が続くのも、これまでと異なる。誰がリードボーカルを取るにせよ、リードボーカルとコーラスを明確に分け、コーラスを多重録音で厚くしている。バックバンドはベース、ドラム、キーボード奏者が固定され、ギターを4人で分担する。アルバムタイトル曲はカントリー・ロックではなく通常のロック。全米2位。
6
PAIN KILLER
2014年。カントリーのボーカルグループというよりも、ロック、ポップスのボーカルグループの方が適切なほどにカントリー色が薄れている。バンジョーやマンドリン、アコースティックギターがかなり少なく、エレキギターが曲のほとんどに出てくる。アルバムタイトル曲はバンジョーを使うレゲエ風ロックで、もともとカントリーだったグループがレゲエのリズムを取り入れるのは大胆な決断だ。「ファスター・ガン」はオルタナティブロック。「ステイ・オール・ナイト」「セイヴ・ユア・シン」「シングス・ユー・ドント・シンク・アバウト」「ターン・ザ・ライツ・オン」はハードロック。全米7位。
7
WANDERLUST
2016年。全米103位。

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