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LADY GAGA

 
JUST DANCE
2008年。シングル盤。レディー・ガガのデビュー曲。同時収録の3曲はいずれもリミックス・バージョン。
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THE FAME
2009年。レディー・ガガはアメリカ・ニューヨーク出身の女性シンガー・ソングライター。全曲を作曲している。過去のアーティストの遺産をダンス音楽に受け継いだサウンド。英米で売れているだけあって、覚えやすく踊りやすい曲ばかり。「スターストラック」はスペース・カウボーイとフロー・ライダーが参加。「ポーカー・フェイス」は70年代ミュンヘン・ディスコの「マ・ベーカー」(ボニー・M)を思わせるバック・コーラスがある。「ペーパー・ギャングスタ」は曲調がエミネムを思わせる。「ボーイズ・ボーイズ・ボーイズ」はモトリー・クルーの「ガールズ・ガールズ・ガールズ」のアンサー・ソングだという。
 
THE FAME
2009年。DVD付きデラックス版。
2
THE FAME MONSTER
2009年。邦題「モンスター」。オープニング曲の「バッド・ロマンス」は厚いシンセサイザーが覆うダンス・ポップス。メロディーが覚えやすい。「スピーチレス」は70年代ロックのサウンド。「ティース」もそういう雰囲気があるので、4曲ごとに00年代、90年代、80年代、70年代と並べたのかもしれない。「テレフォン」はビヨンセが参加している。8曲で34分。
 
THE REMIX
2010年。「ザ・フェイム」と「モンスター」に収録された7曲のリミックスを集めた企画盤。それぞれの曲に2、3種類のリミックスがあるので、ボーナストラックを含めて16曲ある。スペース・カウボーイによるリミックスが3曲ある。原曲を上回るようなリミックスはレディー・ガガに限らず、なかなか難しい。
 
BORN THIS WAY
2011年。シングル盤。ロック調でアップテンポな曲。
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BORN THIS WAY
2011年。アップテンポが多いエレクトロ・ポップ。エレキギターがロックのエネルギーや性急さを持ち込む。「ジューダス」は「ポーカー・フェイス」のようなメロディー。「アメリカーノ」はマリアッチ風サウンド。「ヘアー」のサックスはクラレンス・クレモンズ。「ザ・クイーン」はクイーンのブライアン・メイのようなギターが挿入される。「ユー・アンド・アイ」はクイーンの「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のリズムをサンプリングしている。日本盤は解説がない。
APPLAUSE
2013年。シングル盤。レディー・ガガのファンの全員が安心するようなエレクトロ・ロック。変化がないという批判もありうるだろう。
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ARTPOP
2013年。エレクトロニクスを多用した、というよりほぼ全編に使い、強力な打突音の上にマドンナのようなメロディーを乗せる。コンピューター化が進んだ現代では、作曲とプロデュースは不可分の作業であり、多くの曲で作曲者とプロデューサーが同一となっている。プロデュースのみに参加する著名人はゼッド、ウィル・アイ・アム、リック・ルービン。アルバムタイトル曲は他の曲に比べれば目立たない。「ヴィーナス」「マニキュア」「ドナテッラ」はタイトルをよく叫ぶために記憶に残るが、ダンス音楽なので、メロディーの印象は薄い。「メアリー・ジェーン・ホランド」は途中からのメロディーがいい。曲を音よりも歌で聞く人は「ジプシー」が最もいい曲になるだろう。
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JOANNE
2016年。これまで外に向かってメッセージを発していたレディー・ガガが、本格的に自身の過去を振り返る曲を連ねている。回想というよりも当時の心境を再現しているような曲が多い。曲調は内省的ではなく、これまでと同様にアップテンポの曲やロック調の曲もある。これまでの突き抜けた感覚のジャケットではなく、むしろ保守的とも言えるイメージと、レディー・ガガの本名から採られたアルバムタイトルが、聞き手を身構えさせている面はあるだろう。「ダイヤモンド・ハート」「ジョン・ウェイン」はクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムと共作している。「パーフェクト・イリュージョン」はテーム・インパラのケヴィン・パーカーと共作し、ケヴィン・パーカーは演奏もしている。「カム・トゥ・ママ」は60年代のガールズポップ風。「ヘイ・ガール」はフローレンス&ザ・マシーンのボーカルが参加し、エルトン・ジョンの「ベニーとジェッツ(やつらの演奏は最高)」を思わせるリズムでデュエットする。社会的メッセージを込めたという「エンジェル・ダウン」は、ボーナストラックで収録されている途中段階の方が整形されていない分、説得力が感じられる。

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