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THE KOOKS

1
INSIDE IN/INSIDE OUT
2006年。デビュー盤ということもあり、ほぼギター、ベース、ドラムで構成するロックンロールが占める。アコースティックギターも使う、ロックンロールに近いロック。アークティック・モンキーズに近いが、曲はクークスの方がポップで、コーラスもつく。アルバム発表前にヒットした「エディーズ・ガン」「ソファ・ソング」はクークスの2つの特長がそれぞれ現れている。
ALWAYS WHERE I NEED TO BE
2008年。邦題「オールウェイズ」。シングル盤。タイトル曲は「コンク」に収録。スタジオ録音の3曲はデビュー盤と変わらないサウンド。「ナイーヴ」はライブ。
2
KONK
2008年。編曲や演奏の整合感が上がり、ギターの音の出るタイミングや音色が十分に制御されている。ほとんどの曲でコーラスもつく。12曲のうち4曲はアコースティックギターを主体とする曲。ポップス、ロックとしての質は大きく上がった。最も出来がいい曲は「スウェイ」だろう。他の曲が前向きなメロディーなのに対して、「スウェイ」はオルタナティブ・ロックの雰囲気を大きく残している。2枚組版は未発表曲を収録した「RAK」付き。
ANOTHER SIDE TO KONK
2008年。未発表曲4曲とライブ1曲を収録した企画盤と、DVDの2枚組。日本のみの発売。
3
JUNK OF THE HEART
2011年。ベースが交代。ドラム以外の3人にピアノの表記が付く。全体として、ギターが駆動力となるような曲が減り、キーボード、ストリングスがこれまでより多く使われる。もともと多かったボーカルハーモニーがさらに多く、ギター中心のバンドというよりは、ポップスのバンドになっている。アークティック・モンキーズに近いサウンドを期待する人には、ポップスに偏りすぎだと思われるだろう。しかし、アーティストがどのような成長過程を歩むか、どのような音楽的嗜好を示すかということと、聞き手の視点とは距離をとるべきで、ギター中心のロックバンドにこだわり続ける方が不誠実とも言える。「タイム・アバヴ・ジ・アース」は2分弱のストリングス中心の曲で、ビー・ジーズの「ホリデイ」を思い出す。「ロージー」はアルバムを象徴する曲。
4
LISTEN
2014年。ドラムが交代。オープニング曲の「アラウンド・サン」は全編にゴスペルコーラスが使われ、前作からまたサウンドが変わったという印象を与える。ヒップホップのプロデューサーを選んだことは挑戦的で、バンドサウンドであってもヒップホップ特有のサンプリング風リズム、パーカッション、シンセサイザーが多用される。プログラミングを使い、メンバーの2人、3人しか参加しない曲も複数ある。それでもギター中心のバンドサウンドは保たれており、曲調は多様だ。「ウエストサイド」はシンセサイザーの派手なストロークス風、「ドリームス」はボサノバ風。「ダウン」はヒップホップの要素が大きい。

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