HardrockHeavymetal.com

はてなブックマークに追加

JOHN BUTLER TRIO

1
JOHN BUTLER
1998年。アコースティックギター、ドブロによるロック。ベースはエレキベースなので、3人編成のロックバンドがたまたまアコースティックギターでやっているというサウンド。ギターの弾き方はハードで、インスト曲や「カラーズ」では音の密度が濃い。「カラーズ」はスライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンの「ドント・コール・ミー・ニガー・ホワイティ」を引用している。「オーシャン」は12分半、「アンダー・アン・インディアン・スカイ」は7分半のアコースティックギターのインスト曲。
2
THREE
2001年。エレキギターを使うようになった。エレキギターを使っていてもアコースティックギターと同時使用が多いので、全体的にはアコースティックギターが主体のロックバンドになっている。「ベターマン」はペダルスチールのエレキベース、「テイク」はディジュリドゥとパーカッション、「マネー」はディジュリドゥを使う。「ファウンデーション」15分近くジョン・バトラーがソロで演奏する。歌詞は現代社会を批判しており、ブックレットも環境破壊に対する批判が強い。オーストラリアでヒットした。
LIVING 2001-2002
2002年。ライブ盤。
3
SUNRISE OVER SEA
2004年。ピアノ、ハモンドオルガン、マリンバを使う曲が出てきて、「ホワット・ユー・ウォント」ではストリングスも使う。前作のヒットでサウンドの自由度が高くなったとみられる。ジョン・バトラーのボーカルはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスに近くなっている。「ベターマン」は前作より4分半短いバージョン。14曲のうち最後の「サムタイムズ」が10分半で、それ以外は6分台以下と前作より平均3分ほど短くなっている。このアルバムで日本デビュー。
LIVE AT ST.GALLEN
2005年。ライブ盤。
4
GRAND NATIONAL
2007年。ボーカルハーモニーが充実し、キーボード、エレキギターはごく普通に使われるようになった。「キャロライン」にストリングス、「ガヴ・ディド・ナッシン」に女性コーラスとホーンセクション、「ダニエラ」にターンテーブルを使う。ベースはバイオリンも演奏、ボーカルは撥弦楽器全般、ドラムはパーカッション、マリンバなどの打楽器全般を演奏する。ボーカルを含めた楽器の種類が増えたことで、多人数で演奏しているようなサウンドになっている。「デヴィル・ランニング」はエレキギターの持続音を前提に作られたような曲。
LIVE AT LOLLAPALOOZA
2009年。ライブ盤。
5
APRIL UPRISING
2010年。ポップな「ワン・ウェイ・ロード」、躍動的なリズムの「カモン・ナウ」がこのアルバムの特異な曲となっており、「ジョニーズ・ゴーン」「ゴナ・ビー・ア・ロング・タイム」がリズムに傾いた曲となっている。他の曲は「サンライズ・オーヴァー・シー」「グランド・ナショナル」と変わるところは少ないが、「ワン・ウェイ・ロード」「カモン・ナウ」の印象が大きいので、サウンドがやや変化したとの印象を受ける。
LIVE AT RED ROCKS
2011年。ライブ盤。
6
FLESH&BLOOD
2014年。ほぼ3人だけで録音し、ギターとベースがキーボードを演奏する。「スプリング・トゥ・カム」「バレット・ガール」「ヤング・アンド・ワイルド」はアコースティックギター主体。「オンリー・ワン」はスチールパンを使った南洋風の曲。ウーリッツァーやスチールパンを含め、キーボードを使って厚みを出しながら、サウンドはブルースやブルースロックを目指した古風なロックだ。「グランド・ナショナル」から派手さを除いたようなアルバム。

HOMEご意見はこちら → webmaster@hardrockheavymetal.com