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HERE WE GO MAGIC

1
HERE WE GO MAGIC
2009年。ボーカル兼ギターのルーク・テンプルが9曲のうち8曲を1人で録音し、最後の1曲を5人のバンド編成で録音したアルバム。ドラム、パーカッションとボーカルの多重録音を軸にした曲と、アコースティックギターによるロック、実験音楽の要素が強い曲に分かれる。バンド編成の曲を除くと、実験的要素はアルバムの後半に置かれている。
2
PIGEONS
2010年。本格的にバンド編成となった。ギター、ベース、ドラム、キーボードを含む5人編成で、ベースとキーボードは女性。全員がコーラスをとる。全曲の作曲をルーク・テンプルが行っているので、前作のような曲をバンド編成で演奏し、5人によるコーラスをつけているというサウンド。実験的な曲もあり、バンドで録音した分、多重録音よりも音に広がりがある。このアルバムで日本デビュー。
3
A DIFFERENT SHIPS
2012年。曲の前半がポップで、後半が不定形のサイケデリックなサウンドで終わることが多い。レディオヘッドのプロデューサーで有名なナイジェル・ゴドリッチがプロデュースしているため、曲に緊張感がある。男性がボーカル兼ギターで、その他の楽器に女性が含まれるダーティー・プロジェクターズやベル・アンド・セバスチャンなどと比べると、ヒア・ウィ・ゴー・マジックははるかに実験性が高く、「メイク・アップ・ユア・マインド」「アイ・ビリーヴ・イン・アクション」「ア・ディファレント・シップ」などは着地点が推測できなかったり展開が不定型だったりする。これらの曲に挟まる形でポップ、もしくはややサイケデリックなミドルテンポの曲が入る。「メイク・アップ・ユア・マインド」「アイ・ビリーヴ・イン・アクション」「メイド・トゥ・ビー・オールド」は物理的制限のために曲が終わっているが、制限がなければ延々と続きそうな曲だ。
4
BE SMALL
2015年。ベース、ドラム、キーボードが抜け2人編成。曲ごとにベース、ドラム、シンセサイザーを適宜補っている。実質的にボーカル兼ギターのルーク・テンプルによる個人プロジェクトになっている。前作に比べ聞きやすくなり、緊張感を和らげる内省的な曲は少なくなった。「トーキョー・ロンドン・US・コリア」は前作の「メイク・アップ・ユア・マインド」に近い曲調。「フォーリング」「キャンディ・アップル」「ニュース」はこのバンドによくある突然曲が終わるタイプの曲。

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