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THE DOOBIE BROTHERS

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THE DOOBIE BROTHERS
1971年。邦題「ファースト」。ギター2人、ベース、ドラムの4人編成でデビュー。アコースティック・ギター中心で、カントリー・ロックに近い。プロデューサーはハーパース・ビザールのテッド・テンプルマンとレニー・ワロンカー。だからというわけではないが、ボーカル・ハーモニーはさわやかに響く。中心人物はギターのトム・ジョンストンとパット・シモンズで、トム・ジョンストンはロック、パット・シモンズはフォーク、ブルーグラスに影響を受けている。
2
TOULOUSE STREET
1972年。ベースが交代し、ドラムが加入、ツイン・ギター、ツイン・ドラムの5人編成になった。ロック色が濃くなり、リズム・ギターはキレがよい。パーカッションとホーン・セクションを導入し、サウンドに幅を持たせた。「ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ」収録。全米21位、100万枚。「リッスン・トゥ・ザ・ミュージックは11位、「希望の光」は35位。
3
THE CAPTAIN AND ME
1973年。キーボードにシンセサイザーも使うようになり、トム・ジョンストンのボーカルも豪快になった。「ロング・トレイン・ランニン」は全米8位、「チャイナ・グローヴ」は15位のヒット。テレビ、ラジオでもかかる曲の多い初期の最高作。アルバムは全米7位、200万枚。
4
WHAT WERE ONCE VICES ARE NOW HABITS
1974年。邦題「ドゥービー天国」。ドラムが交代。ホーン・セクションが全面的に参加。アーロ・ガスリーもオートハープで参加。ビオラも参加し、全体的にソウル寄りのサウンドになったとも言える。前作のようなシャープなウェストコーストサウンドは控えめになった。バラエティーに富みすぎた。全米4位、200万枚。「アナザー・パーク」は32位、「銀色の翼」は52位、「ブラック・ウォーター」は1位。
5
STAMPEDE
1975年。スティーリー・ダンのギター、ジェフ・バクスターが加入し、トリプルギターの6人編成に。リトル・フィートのビル・ペインがキーボードで、ライ・クーダーがボトルネック・ギターで、マリア・マルダーがボーカルで、カーティス・メイフィールドとニック・デカロがストリングスのアレンジで参加している。女性コーラスも3人参加。このアルバムで目立つのは、3人の編曲者の実力だ。特に「スウィート・マキシン」、「君の胸に抱かれたい」、「ハングマン」、「レイニー・デイ・クロスロード・ブルース」は普遍的な訴求力を備えている。「ダブル・フィーリン・フォア・フラッシャー」も素晴らしい。傑作。全米4位。「君の胸に抱かれたい」は11位、「スウィート・マキシン」は40位、「ハングマン」は60位。
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TAKIN’ IT TO THE STREETS
1976年。邦題「ドゥービー・ストリート」。スティーリー・ダンのキーボード、マイケル・マクドナルドが加入し、7人編成になった。トム・ジョンストンは2曲参加で、残りの曲はマイケル・マクドナルドやパット・シモンズが歌っている。ホーン・セクションは出てくるが、キーボードの使用が多くなり、ボーカルもソウル寄りが多い。したがってこれまでのウェストコースト風コーラスやシャープなギターは少なく、個性が薄れている。「イット・キープス・ユー・ランニン」のイントロは不安を与える。全米8位。「ドゥービー・ストリート」は13位、「運命の轍」は87位、「イット・キープス・ユー・ランニン」は37位。
 
BEST OF THE DOOBIES
1976年。ベスト盤。デビュー盤からの選曲はない。全米5位、1000万枚。
7
LIVIN’ ON THE FAULT LINE
1977年。邦題「運命の掟」。前作よりもさらに同時代的で、AOR的でもある。豪快さや泥臭さとは無縁の整合感。全米10位。「リトル・ダーリン」は48位、「エコーズ・オブ・ラブ」は66位。
8
MINUTE BY MINUTE
1978年。トム・ジョンストンが抜け、6人編成に。「ある愚か者の場合」がバンド史上最大のヒットとなったが、サウンドは完全にAOR路線。セールスは好調で、グラミー賞獲得。全米1位、300万枚。「ある愚か者の場合」は1位、「ミニット・バイ・ミニット」は14位、「ディペンディン・オン・ユー」は25位。
9
ONE STEP CLOSER
1980年。ギターのジェフ・バクスターとドラムが抜け、新たにギター、ドラム、サックスが加入、再び7人編成になった。ニコレット・ラーソンが参加。前作に続きAOR路線。当時このようなサウンドは流行していたので、(アメリカでは)時代の先端を行っているという点で、ロックであった。しかも売れていたので、AOR的であることは批判には当たらない。「トゥールーズ・ストリート」や「キャプテン・アンド・ミー」から入ったファンと、「運命の掟」「ミニット・バイ・ミニット」から入ったファンでは評価が異なるのは当然だ。聞き手の懐の大きさが問われるアルバム。スタジオ盤としてはこのアルバムで解散。全米3位。「リアル・ラブ」は5位、「ワン・ステップ・クローサー」は24位。
 
 
BEST OF THE DOOBIES VOLUME II
1981年。2枚目のベスト盤。全米39位。
 
 
THE DOOBIES BROTHERS FAREWELL TOUR
1983年。ライブ盤。解散ツアーから。「ロング・トレイン・ランニン」と「チャイナ・グローブ」でトム・ジョンストンが参加。全米79位。
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CYCLES
1989年。再結成。「トゥールーズ・ストリート」の5人、パーカッションが加わり6人編成。オープニング曲の「ドクター」は「チャイナ・グローブ」を思わせるアメリカン・ロック。キーボードがいないので、ギターとコーラス中心の骨太ロック。ドラムは音質向上の影響で機械的な音になり、生々しさが落ちている。「テイスト・オブ・ラブ」はアイズレー・ブラザーズのカバー。ボーナストラックはハードロック。全米17位。「ドクター」は9位。
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BROTHERHOOD
1991年。パーカッションが抜け5人編成。ドゥービー・ブラザーズのメンバーが演奏しているというだけで、サウンドは普通のロック。中途半端である印象は否めない。全米82位。
 
MAKE IT EASY
1993年。デビュー前の音源をCD化。70年の録音。海外盤は2001年に「ON OUR WAY UP」のタイトルでリリース。デビュー盤に近いサウンド。コーラスもあり、ギターがあっさりした明るめのゲス・フーという感じ。最後の曲ではスタジオ盤で一度もやったことがないドラムソロが出てくる。
 
 
LISTEN TO THE MUSIC THE VERY BEST OF THE DOOBIE BROTHERS
1993年。3枚目のベスト盤。
DOOBIE'S REMIXIES
1994年。「ロング・トレイン・ランニン」「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」をそれぞれオリジナルとリミックス2曲ずつを収録している。主にベースとドラムをエレクトロニクスに変更。ギターも概ね残されているが「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」のモーティヴ8・7インチエディットはギターも差し替えられている。
 
ROCKIN’ DOWN THE HIGHWAY:THE WILDLIFE CONCERT
1996年。2枚組ライブ盤。新曲2曲。メンバーとサポート・メンバーの区別が曖昧で、曲によって演奏者が入れ替わるようだ。トム・ジョンストン、パット・シモンズ、マイケル・マクドナルドのほか、ドラム2人、キーボード2人など、10人前後が参加している。新曲の「スロウ・バーン」はドラムの2人がともに作曲にかかわっている。24曲で約110分。
 
 
BEST OF THE DOOBIE BROTHERS LIVE
1999年。2枚組ライブ盤を1枚に編集。
 
 
LONG TRAIN RUNNIN' 1970-2000
1999年。4枚組ボックスセット。
 
 
MILLENNIUM LIVE
2000年。ライブ盤。
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SIBLING RIVALRY
2000年。ベースが抜け、ギターが加入、ギター3人、ドラム2人の5人編成に。アコースティック・ギターを使った曲が多いが、前作と同路線で、キーボードも頻繁に出てくる。サウンドは流行に乗ってシンプルで、装飾が少ない。カントリーロックのような泥臭さがある。オープニング曲がこのアルバムの特徴を表している。
 
 
GREATEST HITS
2001年。4枚目のベスト盤。
 
 
LIVE AT WOLF TRAP
2004年。ライブ盤。マイケル・マクドナルドは不在。ドラムのキース・ヌードセンは翌年死去。
13
WORLD GONE CRAZY
2010年。ギター3人、ドラム1人をメンバーとし、ベース、キーボードはゲスト参加となっている。13曲のうちトム・ジョンストンが8曲、パット・シモンズが5曲を作曲。3人目のギター、ジョン・マクフィーはマンドリンやバンジョー、スライド・ギターも弾くので、全体としてカントリーロックのイメージがある。「シブリング・ライヴァルリー」の路線。アメリカの大陸的

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