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DIRTY PROJECTORS

 
GRACEFUL FALLEN MANGO/DAVE LONGSTRETH
2002年。ダーティー・プロジェクターズの中心人物、デイヴ・ロングストレスによるアルバム。
1
THE GLAD FACT
2003年。
2
MORNING BETTER LAST!
2003年。デイヴ・ロングストレスの未発表をダーティー・プロジェクターズのアルバムとして発売。
3
 
SLAVES' GLAVES AND BALLADS
2004年。
4
GETTY ADDRESS
2005年。
5
RISE ABOVE
2007年。女性ボーカル、男性ボーカル兼ギター、女性ボーカル兼ギター、ギター、ベース、ドラムの6人編成。アメリカ・ニューヨーク出身。中心人物は男性ボーカル兼ギターのデイヴィッド・ロングストレス。女性2人によるハーモニーが特徴で、同時に発声するコーラスというよりはアンサンブル的にずらしながら、声を楽器のように扱う。声を長く保たず、たたみかけるように次の音階に移るのでスリルを生み出す。ボーカルに比べれば、バンドサウンドは(系譜上の関心があったとしても)大きな特徴はない。このアルバムで日本デビュー。
6
BITTE ORCA
2009年。男性2人、女性2人の4人編成。女性のボーカル・ハーモニーがさらに高度になった。高い声を短い間隔で出していくのは、技術的には難しい。デイヴィッド・ロングストレスが前面に出ないのも好ましい。代表作。
 
MOUNT WITTENBERG ORCA/DIRTY PROJECTORS+BJORK
2011年。ダーティー・プロジェクターズとビョークが共演したアルバム。ダーティー・プロジェクターズの女性2人が見事なコーラスを聞かせる。「海原にて」と「美しい母」は女性2人だけがボーカルをとる。ビョークは3曲、デイヴィッド・ロングストレスが2曲でリードボーカルを取る。ギターとドラムは使われていないというが、サウンド上はそれに似た音が使われる。それでも楽器の音自体が少ない。7曲で21分だが、3倍は作ってほしいサウンドだ。
7
SWING LO MAGELLAN
2012年。バンドとしてのまとまったサウンドとなり、インディーズ特有のシンプルで隙間の多い音になっている。一般的な女性ボーカルよりも高い声のコーラスは、それ自体緊張をもたらす。それ以外のバンドサウンドは、特に変わった特徴があるわけではない。サウンドの面白さは、今のところ女性コーラスにあるが、さらに何か特徴ができればより多くの認知を得られるかもしれない。
8
DIRTY PROJECTORS
2017年。実質的にデイヴ・ロングストレスのソロアルバムになっており、多くの音はデイヴ・ロングストレスが作っている。実際の楽器を使うドラムやパーカッション、金管楽器、ストリングスは他のアーティストが参加している。2人の女性ボーカルも抜けているが、デイヴ・ロングストレスが多重録音でボーカルハーモニーを再現しており、曲調はこれまでとあまり変わらない。ボーカルの加工も含め、エレクトロニクスやシンセサイザーを駆使したサウンドの中に実際の金管楽器やパーカッションが入ってくると、双方が新鮮に聞こえてくる。9曲のうち5曲にバトルズのタイヨンダイ・ブラクストンが参加している。「アイ・シー・ユー」は全面的にオルガンが使われ、プロコル・ハルムの「青い影」を思わせる。歌詞も宗教性があり、意図的にオルガンを使ったとも言える。

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