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CIRCUS MAXIMUS

1
THE 1ST CHAPTER
2005年。キーボードを含む5人編成。ノルウェー出身。中心人物はギターとドラムの兄弟で、歌詞はボーカルが書いている。ボーカルは高音ではシャイのトニー・ミルズのような声。ドリーム・シアターのヒットから15年も経っているので、ドリーム・シアターのようなサウンドを意識的に目指したわけではないだろう。北欧のバンドなので、ヨーロッパ地域で広くヒットしたエイリオンの影響も含まれている。「ザ・ファースト・チャプター」は19分で、デビュー盤からそんなに長い曲を入れる必要があったかどうか分からない。日本盤は2008年発売。
2
ISOLATE
2007年。多くのプログレッシブ・ロック・ファンが安心感を覚えるであろうサウンドで、「アウェイク」のころのドリーム・シアターにシャイのようなボーカルが乗る。9曲のうち7曲は5分台以下。残りの2曲は12分と9分。一般的なロックと同じ長さで曲を作ったのは賢明だ。演奏に関しては、楽器奏者の誰かが突出した技術を持っているわけではないが、ボーカルの実力は高い。北欧でソロ歌手となっているアーティスト並みに声が通る。ボーカルの音域が広いので、ボーカル・メロディーが他のバンドに比べて広く取れる。このバンドで、ソロ・アルバムを出せるメンバーはボーカルとギターだろう。作曲、編曲に関してはギターの才能が大きい。キーボードとギターは両方がほどよく目立つ。プログレッシブ・ヘビーメタルというジャンルを選択しなくても、いずれ世界的に成功したであろうバンドだ。「アライヴァル・オブ・ラヴ」はメロディアスで、もう少しポップにすれば、聞き手の入り口を広げられる。
3
NINE
2012年。1分のイントロに続き、10分の「フォージング」につながる。最後の曲も10分で、実質的には4分から10分の9曲となっている。「イメージズ・アンド・ワーズ」から「アウェイク」のころのドリーム・シアターに、ジェイムス・ラブリエやロイ・カーンを柔らかくしたようなボーカルが乗る。力強さや情感では一歩下がるが、くせのない声なので聞きやすい。曲の展開に無理がなく、編曲能力が上がっている。ノルウェーのバンドなので明るめの曲をあまり作らないのかもしれないが、ヘビーメタルで世界的なヒットにつなげるにはそうした曲も必要だろう。
 
THE MAGNIFICENT/THE MAGNIFICENT
2011年。サーカス・マキシマスのボーカル、マイケル・エリクセンとレヴェレイジのギター、トースティ・スプーフによるバンド。ベース、ドラム、キーボードを含む5人編成。北欧に多いメロディアスな、ロックンロールやブルースのないハードロック。キーボードは分厚く、メロディーは明るく、コーラスは爽快だ。他のメロディアスなハードロックと同様のサウンドで安心できるが、メロディーのよさや正確なアンサンブルだけでは絶賛できない。

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