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BRUNO MARS

1
DOO-WOPS&HOOLIGANS
2010年。ヒップホップ・アーティストのプロデューサーが作ったアルバムとしてはかなりバンドサウンドに傾いており、意外だ。70年代のソウル、ロック、レゲエに影響を受けたメロディーで、ボーカルは声が高く表現力がある。「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」はヒットするのが当然のようなバラード。「ラナウェイ・ベイビー」は60年代のブリティッシュビートか。「リカー・ストア・ブルース」はポリスがレゲエのリズムでソウル風に歌っているような曲。「ジ・アザー・サイド」は60年代のようなサウンドだが、他の曲と同じように今の時代のビート音を入れており、ゲストのヒップホップ・ボーカルも入る。アルバムタイトルのドゥーワップスはこのアルバムがドゥーワップ風ということを示しているわけではない。日本盤はボーナストラックが6曲入って2011年発売。
2
UNORTHODOX JUKEBOX
2012年。メロディーのよさを強調するような曲が多く、音階の抑揚が大きい。バンドサウンドが多く、ヒップホップ・アーティストのゲスト参加がないのはより広く支持を得るためかもしれないが、曲がいいので前作並みでもよかったかもしれない。「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」はポリスとダム・ヤンキースを足したような曲。「トレジャー」はマルーン5やジャミロクワイを思わせるファンク風ロック。「もしもふたりの愛が」は60年代ソウルのカバーかと思うほどのオーソドックスなソウル。10曲で35分。
3
XXIVK MAGIC
2016年。邦題「24K・マジック」。1980年代ファンク、ソウルを意図的に志向したようなサウンド。リズムの電子的響きやヒップホップ風のボーカルが入るところは2010年代のアルバムであることを確認させるが、シンセサイザーの音の選び方やボーカルとキーボード、その他バンドサウンドとの整合感は80年代以前の古風さを持つ。オープニングのアルバムタイトル曲は軽さもあるが高揚感もある。「パーマ」はジェイムス・ブラウン風。過去の大物アーティストを多くの人に思い起こさせ、疑似的にそのアーティストを経験できるようにしている。それはアーティスト独自のサウンドを作ることと同等に難しいことだ。9曲で33分半。

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