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BOSTON

1
BOSTON
1976年。邦題「幻想飛行」。透き通った感じの音質の良さ。シンバルの音が割れたり濁ったりしない。プログレッシブ・ロック風味は薄い。ギターサウンドに注目が集まるが、AORをよりハードにしたようなロックにウェストコースト風ハイトーンコーラス、ボーカルが乗るところがよい。「宇宙の彼方へ」「ピース・オブ・マインド」「スモーキン」収録。デビュー作品の世界最多売上枚数の記録を更新中。
2
DON’T LOOK BACK
1978年。スタイル、音質の爽快さは変わらず。「遙かなる想い(ア・マン・アイル・ネバー・ビー)」収録。
3
THIRD STAGE
1986年。ロックの快活さが抑えられていて、ブラッド・デルプのボーカルも声を張り上げて歌うというようなものではない。メンバーが2人になってしまったので、ギターの音にバリエーションがない。落ち着いている。
4
WALK ON
1994年。メンバーを大幅に変えた。デビュー時の編成に加えて、ボーカルがもう一人。トミー・ファンダーバーグは元エアプレイ。真ん中4曲はメドレーで、オルガンソロの曲も収録されている。大きなサウンドの変化はない。
 
I NEED YOUR LOVE
1994年。シングル盤。3曲入り。
GREATEST HITS
1997年。新曲4曲を含むベスト盤。この新曲が時代の波にのまれて旋律の上がり下がりが少ない曲になっている。
5
CORPORATE AMERICA
2002年。6人編成になり、ボーカルが3人。1人は女性ボーカル。アンソニー・コスモとフラン・コスモは親子でメンバー。アコースティックな曲が増えている。最後の曲は前作のライブ。ボーカルが3人もいるとコーラスが多くなり、1人1人の個性や実力が分かりにくい。「サード・ステージ」に近い。ハード・エッジな曲がなく、ロックっぽさは欠ける。
LIVE AGORA CLEVELAND 1976
2013年。ライブ盤。海賊盤の音質。ボーカルはブラッド・デルプのようだが安定感はなく、高音は苦しい。ギターもハモンドオルガンも音が不明瞭。「幻想飛行」しか出ていない年のライブだが「ドント・ルック・バック」に収録される「遥かなる想い(ア・マン・アイル・ネバー・ビー)」「ドント・ビー・アフレイド」を演奏している。「ヘルプ・ミー」「テレビジョン・ポリティシャン」はアルバム未収録曲。
6
LIFE,LOVE&HOPE
2013年。「幻想飛行」から「ウォーク・オン」までの、ボストンの典型的なサウンドを再現したようなアルバム。ギター、ベース、ドラム、キーボードのほとんどをトム・ショルツが1人で録音し、ボーカルはトム・ショルツを含む4人で交代で歌っている。「ディドゥント・ミーン・トゥ・フォール・イン・ラヴ」「セイル・アウェイ」「サムワン」はブラッド・デルプのボーカルを用いている。「サムデイ」など、曲によって過去の曲のメロディーがそのまま出てくるのは、トム・ショルツの作曲の癖だろう。アップテンポの曲、明るめの前向きなメロディーがもっとあれば大きな高揚感が得られただろう。「サムワン」」「ユー・ゲイヴ・アップ・オン・ラヴ」は「コーポレイト・アメリカ」収録曲の再録音。「ディドゥント・ミーン・トゥ・フォール・イン・ラヴ」は「コーポレイト・アメリカ」収録曲のリマスターバージョン。
ONCE MORE THAN A FEELING
2017年。ライブ盤。2枚組。海賊盤とほとんど同じ。「イッツ・ビーン・サッチ・ア・ロング・タイム・インタールード」はギターソロの途中から「ドント・ルック・バック」になり、曲の途中でフェードアウトする。次の曲では再び「ドント・ルック・バック」が最初から収録されているといういい加減な体裁だ。「宇宙の彼方へ」は2分以上のイントロがつき、後半4分もスタジオ盤にはない演奏が続く。1枚目の後半から2枚目の前半は「サード・ステージ」の収録曲がほぼそのままの曲順で並んでいる。オルガンは2枚目のアンコール以降によく出てくる。コーラスもアンコール以降の方がよい。1枚目のオープニングの歓声が2分弱、2枚目のアンコールの歓声が4回で計10分近くある。

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