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BATTLELORE/TURISAS

1
...WHERE THE SHADOWS LIE/BATTLELORE
2002年。ボーカル3人、キーボードを含む7人編成。フィンランド出身。ボーカルは男性2人、女性1人で、女声ボーカルはコーラスになっているところもある。男声ボーカルは通常のボーカルとデス声のボーカルで分業している。ゴシック・ロックに近いヘビーメタル。ドラムやギターはヘビーメタルの演奏。キーボードは雰囲気を作るために輪郭のあいまいな音を使っている。トールキンの「指輪物語」等を歌詞の題材としている。サウンドがヘビーメタルに近いためにヘビーメタルのバンドとして扱われたのは不運だった。
2
SWORD'S SONG/BATTLELORE
2003年。デス声のボーカルが抜け、ギターが1人増えた。男声ボーカルは通常のボーカルとデス声を両方担当する。曲のほとんどを女声ボーカルが歌うこともある。ストリングスのシンセサイザーがメロディーを主導する場合が多い。メーンのボーカルが女性と言ってもよくなった。女性を前面に出した方がアピールできる。
3
THIRD AGE OF THE SUN
2005年。
4
EVERNIGHT
2007年。
5
THE LAST ALLIANCE
2008年。
6
DOOMBOUND
2011年。
 
BATTLE METAL/TURISAS
2004年。ギター兼ベース、キーボードを含む5人編成。フィンランド出身。古代ゲルマン民族の戦闘集団を題材とする歌詞で、バトルローと同様の心性を持つが、サウンドは異なる。アコーディオン、バイオリン、フルートを取り入れ、キーボードも金管楽器やストリングスの音を多用する。ボーカルはデス声で、キーボードがメロディーの中心をなす。戦闘のイメージに沿うように、金管楽器で大仰に盛り上げる。ラプソディやブラインド・ガーディアンの手法と同じ。ギターは短く刻んでリズムをとることがほとんどで、ソロをとることはほとんどない。「ミッドナイト・サンライズ」「サハティ・ワーリ」収録。
 
THE VARANGIAN WAY/TURISAS
2007年。邦題「ザ・ヴァランジャン・ウェイ~大海原の覇者」。ギター、キーボードが抜け、ベース、バイオリン、アコーディオンが加入。キーボードはボーカルが兼任し、6人編成になった。ボーカルは通常の声も使う。オーケストラと合唱でこれでもかというほど大仰に盛り上げる。オープニング曲のイントロから音の密度が大きい。ヴァイキング時代の北欧人の心性をテーマにしているフリーダム・コールやセリオン、ラプソディと同じように、金管楽器を多用してドラマチックさを増幅させる。サウンドを主導するのはキーボードというよりはオーケストラと合唱隊だ。ギターとドラムの演奏がヘビーメタルのバンドであることを折に触れ再確認させるので、映画のサウンドトラックのようになることはない。勇壮なのは「遥かなるホルムガルド」「ドニエプル川の果てに」「栄光のミクラガルド」。バイオリンとアコーディオンの活躍はあまりないが「歓喜のヤリシュレイフ」は独壇場。
 
STAND UP AND FIGHT
2011年。キーボードを使わず、オーケストラと合唱隊で曲を盛り上げる。「ヴェネトイ!プラシノイ!」は映画の挿入曲のようなオーケストラ曲。「エンド・オブ・アン・エンパイア」が最も壮大に盛り上がる曲で、最後の「ザ・ボスフォラス・フリージズ・オーヴァー」は映画でいうエンドロールの曲だ。オーケストラと合唱隊の使い方は格段に上手くなった。「エンド・オブ・アン・エンパイア」はもう少しスムーズな展開でもよかった。

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