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ALABAMA SHAKES

1
BOYS&GIRLS
2012年。1960年代のロックンロール、リズム&ブルースをバンド編成で演奏しているようなサウンド。世界中の聞き手がアフリカ系女性のボーカルに期待する歌い方を、期待通りにこなしている。使われるキーボードはオルガンとピアノがほとんどだ。2000年代はおろか、80年代以降の要素も取り込んでいないかのようなサウンドが賞賛されるのは、先進技術を駆使するのが白人男性で、古い手法をずっと続けているのがアフリカ系の女性であるというイメージに合っているからだ。このバンドが注目されればされるほど、人種差別と女性蔑視もあからさまになる。その意味では、聞き手を挑発するバンドだ。アラバマ・シェイクスが揺るがすものは、一つ目はサウンドそのもの、二つ目はこのアルバムに「本物」だとか「魂」だとか「ソウル」のようなものを感じる聞き手の無自覚だ。「アイ・ファウンド・ユー」「ビー・マイン」。「ライズ・トゥ・ザ・サン」はアークティック・モンキーズのような曲。
2
SOUND&COLOR
2015年。キーボード奏者がほぼ固定し、5人編成のようになっている。一般的なロックンロールは少なく、ミドルテンポで音の強弱が大きい。ソウルを中心に、いくつかのロックンロールがあるというようなアルバムで、前作からは変化したと言えるだろう。曲によってはファンクやゴスペルにも近い。

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