AFTER FOREVER

  • オランダのゴシックロックバンド。女性ボーカル、ギター2人、キーボードを含む6人編成。当初は弦楽器奏者、声楽家が参加し、クラシックの要素が大きかった。
  • 3枚目以降はヨーロッパの女性ボーカルつきゴシックロックバンドの流行でクラシック要素が薄くなった。
  • 中心人物はギターの男性だったが、2002年に脱退しエピカを結成。

1
PRISON OF DESIRE

2000年。ギター兼ボーカル2人、女声ボーカル、キーボードを含む6人編成。オランダ出身。ギター兼ボーカルはいずれも男声で、デス声で歌う。女声ボーカルは高音がよく伸び、相当の高い声でもきれいに響く。声楽の経験があるというが、ナイトウィッシュのターヤほどの技術はない。むしろエデンブリッジのサビーネ・エデルスバッカーに近い。キーボードはストリングスや教会オルガンのサウンドが多く、ゴシック・ロックに合った音を選んでいる。コーラスは4人の声楽家が担当。ウィズイン・テンプテーションの女声ボーカル、シャロンデン・アデルが参加。版権は日本の出版社。

2
DECIPHER

2001年。弦楽器奏者5人、オーボエ奏者、シタール奏者が参加。シンセサイザーで代用していたストリングスを実際の楽器に変え、バックのサウンドもハードにした。男声ボーカルは前作より減っているため、女声ボーカルのプログレッシブ・ロック・バンドとして見ることもできる。女声ボーカルの歌唱力は上がっている。

3
INVISIBLE CIRCLES

2004年。弦楽器奏者、声楽家は前作同様。コンセプト盤だという。曲の間に人の会話等が入っているところもある。女声ボーカルの歌い方は前作までとは異なり、通常のボーカルで歌っている。ゴシック・ロックの雰囲気などはあまりなく、普通の女声ボーカルがいるヘビーメタル・バンドになっている。エヴァネッセンスのヒットを契機として、ナイトウィッシュはクラシック調のサウンドを控え、ラクーナ・コイルもゴシック・ロックから脱しようとしているが、このバンドにも同じような傾向が見える。

4
REMAGINE

2005年。

5
AFTER FOREVER

2007年。このアルバムで解散。