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ACE OF BASE

1
THE SIGN
1993年。邦題「オール・ザット・シー・ウォンツ」。男性2人、女性2人のボーカル・グループ。スウェーデン出身。男性1人と女性2人は兄弟で、もう一方の男性は友人。出身国とメンバーの構成上、常にアバを言及される。サウンドのほぼすべてをキーボードで作り上げたダンス音楽で、演奏しているのは男性の2人。女性2人はボーカルを担当する。アバとのサウンド上の根本的な違いを探すならば、アバはメロディー中心、エイズ・オブ・ベイスはややビート中心に作曲されるということだろう。踊るための音楽なので、リズムやテンポの転換がほとんどない。「オール・ザット・シー・ウォンツ」は4拍目にオフビートが来るレゲエのリズム。ダンス音楽が続く中で、「ハッピー・ネーション」だけは賛美歌風で異色だ。「ホイール・オブ・フォーチュン」「オール・ザット・シー・ウォンツ」がヒット。「ドント・ターン・アラウンド」「リヴィング・イン・デンジャー」収録。「ヴーレ・ヴー・ダンサー」はアバの「ヴーレ・ヴー」とは関係ない。
2
THE BRIDGE
1995年。4人全員が作曲にかかわり、特に女性の2人は単独で作った曲が3曲ずつある。オープニング曲の「ビューティフル・ライフ」はアップテンポで、ヒット性の高いサウンド。「ラヴィーン」や「エンジェル・アイズ」はバラードで、踊るような曲ではない。このアルバムに明るめの曲が入ればアバと同じになるが、そうしないのはアバのまねと言われたくないからかもしれない。
3
CRUEL SUMMER
1998年。オープニング曲の「クルーエル・サマー」はバナナラマのカバーで、従来のダンス音楽サウンド。2曲目からはバンドサウンドになっている。ボーカルを女性1人で担当している曲も出てきた。「ドニー」は「ディスカバリー」のころのエレクトリック・ライト・オーケストラを思わせるストリングス系キーボードだ。「アドヴェンチャーズ・イン・パラダイス」はキングスメンの「ルイ・ルイ」のメロディーを思わせる。「セシリア」は「オールウェイズ・カヴ・オールウェイズ・ウィル」は60年代モータウンのフォー・トップスがヒットさせた「キャント・バイ・マイセルフ」、または1976年のビリー・オーシャンの「ディスコ・ラヴ」を思い出す。「トーキョー・ガール」は日本をイメージしたサウンドではなく、通常のサウンド。日本盤ボーナストラックの「イントゥ・ザ・ナイト・オブ・ブルー」はクリスティの「イエロー・リバー」にそっくりで、盗作と言われても否定できないだろう。この曲はダイアン・ウォーレンが作曲にかかわっている。
 
SINGLES OF THE 90S
1999年。ベスト盤。新曲2曲を含む。「セ・ラ・ヴィ」は前向きなメロディー。日本盤ボーナストラックの「エイス・オブ・ベイス・シングル・メガミックス」はシングルのメドレー。7分あり、途中でテンポを変える。
4
DA CAPO
2003年。「ザ・ブリッジ」と「クルーエル・サマー」の間にあるサウンド。「ビューティフル・モーニング」はゴスペル・コーラスを入れている。アルバムタイトルの「ダ・カーポ」は音楽用語で、最初に戻るという意味があるので、初心に返るといったメッセージがあるのだろう。

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